人間の全ての知識は我々の経験の結果である『イギリス経験主義』
普通は、そう思うよね。神とか永遠とかって、実際に、見たことも聞いたこともないし。
古くは、アリストテレスに始まるこの現実的な思想は、ちょっと物足りないかな?(笑)
ジョン・ロックは、何かを感じるまでは、心は、白紙(タブラ・ラーサ)なのだ!っと、
感覚し反省することで、観念というものが形成されてゆくのだと言っている。
ヒュームは、自我とは、劇場のようなものだ。様々な知覚が、登場しては去り、
消えてはまた浮かびながら、際限なく色々なシーンを繰り広げている!としている。
赤ちゃんは、習慣から来る予断の奴隷になってないので、先入観がないのよね。
物事をあるがままに受け止めれる。。。大人になると、それは不可能に近いわね。
自分の中に、日々の経験から形成されてゆく自我は、大切な倫理とも成り得るけど、
時には悪しき先入観となってしまい、大切なものを、見失わせたりもするのかも?!
まずは、何事も経験なり。。。そして、虎穴に入らずんば虎子を得ず???(笑)
ソフィーの世界 哲学者からの不思議な手紙 単行本 – 1995/6/1
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