カントは、哲学を学問として、大学で教えた、始めてのプロ哲学者???
『我が上なる星空と、我が内なる道徳律』 by イマヌエル・カント
理性に重きを置くフランス合理主義と、感覚に重きを置くイギリス経験主義其々の、
イイトコ取りした感じ?いやいや、コペルニクス的発想の転回をしちゃったわけです。
人間は、何を見ても「時間」と「空間」の中に現れた物としてしか見れないわけで、
誰もが、其々のサングラス(直観の形式)を通して、物事を認知している。
つまり、「物体そのもの」と、「私達にとってのもの」を区別したってわけです。
人間が理解できるのは、宇宙そのものじゃなくて、自分にとっての宇宙にすぎないのよ。
昨夜、ジュンさんは、自分の目の前に現れたスリッパに、脅威を感じ?本能のまま、
攻撃してた。人間は、そういう状況になったら、まずどこから来た?とか考えちゃう。
この原因と結果で物事をとらえる因果律こそ、人間の思考のサガってやつなのかも?
カントは、道徳律にそった行動を選択できてこそ、自由意思の成せる行動だとしている。
「いつでもどこでも皆の決まりになるといいな、って思える基準に従って行動しなさい。」
「他の人を常に目的そのものとして扱うべきで、何かの手段としてだけ扱ってはならない。」
『良心』ってことなのでしょうね。ただ、他人に良く思われたいから、親切にするってのは、
違うってことなのね。自分の損得を乗り越えて、湧き出てくるものじゃなきゃってことかな?
この『義務、心情の倫理学』の実践は難しいけど、常に、心に留めておきたいものです!!
ソフィーの世界 哲学者からの不思議な手紙 単行本 – 1995/6/1
posted with カエレバ
>> Y... 様
おお、哲学お得意なのですね。私のは「ソフィーの世界」レベルなのですよ。(笑)
Wikipediaしました!私の場合、忙しいというより、時に追われてる感じがします。
7拍手👏ありがとうございました。